懐かしい訪問者

『先生お元気ですか?』と尋ねてこられた方。
お顔は見覚えがあるものの、お名前がとっさに出てきません。
名乗ってくださったのと同時に、〇〇さんと、思い出しました。
『お久しぶり、どのくらい経つのかしら?』
『16年ぶりです』

あいにくレッスン中だったので、少ししかお話しできませんでしたが、今もピアノを続けて、楽しんでおられること。
彼の生活の中に音楽があり、その応援ができたこと。
16年も経っているのに、元気なお顔を見せてくださったこと。
嬉しいかぎりです。教師冥利につきます。

彼は、シャンプーやカットが、とても優しいのに、力強くもあり、心地良い気持ちにさせてくれる美容師さんでした。
『ピアノは触ったことが無いし、音楽もよくわからないけど、お店のBGMの曲が弾きたい』と見えられた時は、正直チョット心配になりましたが、彼の繊細な手指の感覚ならきっと、願っておられる音が出せるようになる。だから応援したいと思いました。
私の知らない曲でしたので、音源を頂き、耳コピで楽譜を作ることから始め、彼には指の動かし方からスタート。
そして、1小節ずつからコツコツと曲に取り組みました。
本当によく努力されました。
初めはぎこちない動きでしたが、弾き続けるうちにドンドン滑らかな動きになってきます。そして、目標達成!

弾きたい! という気持ちを持って、牛歩どころかアリさんの歩みのようでも、1歩ずつ進める努力を重ねる。そうすれば、初めは無理と思うことでも、できるようになる。

それまで子どもさんが多かったので、大人からは難しいかも!と私自身が思ってしまうところでしたが、大人でも大丈夫。そんなことを実感させてくださった生徒さんです。

その後、沖縄に帰られるため、残念ながらお別れ。

自分のお店を持ち、ご家庭を持たれたと聞いていましたが、あの頃のようなキラキラした目で活躍させている姿を見せて頂いて、嬉しかったです。感謝!
ありがとうございました。


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