クレモナでクリスマス

今年はクリスマスも、またまたクレモナを訪れました!(もちろんオンラインです)

クレモナでは12/8からクリスマスの祝日が始まり、なんと翌年の1/6(公現祭)まではクリスマス気分が続くそうです。

当時のクレモナ人が贅沢しすぎていたため、当時、支配していたスペイン系ハプスブルク家から事細かで嫌になるくらいの禁止令が出されていたとのこと。

  • 使用人の数を減らせ
  • お屋敷に装飾するな
  • キジ肉やクジャク肉は使ってはいけない

まるでコロナ禍で出された禁止令のようですね。

クレモナ人は孔雀も食べていたそうです

クリスマスといえば、クレモナの教会で見たマリア様の一生を描いたフラスコ画を思い出します。

こちらは「プレゼーピオ」。キリストの誕生を人形で現したものだそうです。

「プレゼーピオ」?どこかで聞いた響き。英語で言うところの「プレゼンテーション」だそうです。

プレゼーピオ

こんなに賑やかなクレモナのクリスマスですが、1990年代のクレモナのクリスマスはこのような電球を各家庭が掲げる程度だったそうです。この電球を霧が覆った街並みを思い浮かべるだけでも幻想的ですね。

我が家ではお正月の定番、パネトーネはミラノ発祥。

トーニ君がつくったお菓子という意味で、パーネ(お菓子) ディ(の) トーニ(トーニくん)

12月13日はサンタ・ルチアの日。サンタ・ルチアさんは目が見えないので、ロバを引いて小さな鐘を鳴らしながら、プレゼントを持ってくるそうです。

この魔女はベハーナおばあさん。良い子にはプレゼントを届けてくれるそうです。悪い子には石炭だけ。。。実際にイタリアの子たちは、わがままを言っていると、クリスマスの朝、本当に枕元に石炭だけが置かれているということもあったそうです。そして、1月6日にはこのほうきでクリスマスのごみをすべて掃いて片づけるそうです。そして長いクリスマス習慣が終わり、子どもたちは7日から学校に行くとのこと。

イタリアにはプレゼントを配ってくれる人がいっぱいいるようです。でも一人では回り切れないので、地域ごとに担当しているのが、面白い。世界中で当たり前になっているサンタクロースではなく、イタリア独自の習慣を大切にしているところに、歴史の長さを感じ素晴らしいと思います。

ロックダウン中でも、商店のウインドーは美しく飾り付けられている。ヴァイオリンもうまく取り入れられているところが、流石にクレモナ。市庁舎やいろんな建物の壁にイルミネーションやプロジェクトマッピングされて美しい。

ストラディバリ博物館にも大きなクリスマスツリーがキラキラしています。昨年の記憶と重なって、本当にクレモナにいる気分で楽しい時間を過ごせました。

今年もたくさんのハラハラドキドキがありました。でもその中に、新しい発見がありやりたいこともいっぱい見えてきました。今年も、実り多い年となりました。そして、素敵なクリスマス。来年も、良い年になりますように。

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