略歴
1951年、京都市に生まれる。
聖母女学院短期大学児童教育科にて、小学校・幼稚園の教育指導法などを学び、小学校・幼稚園教諭免許取得。
ヴァイオリンを鈴木博史・岩淵龍太郎、ピアノを杉山佳子、声楽を松原誕嘉鴣、和声と対位法を上田益の各氏に師事。
ヤマハ音楽教育システム講師を経て、西賀茂音楽教室主宰(1975年より)。
元上賀茂子ども園、待鳳保育園音楽講師、京都市立柊野小学校PTAコーラス指揮者。
現在、京都シティフィルハーモニー交響楽団団員。
アレクサンダーテクニーク(「音楽を上達させるための身体の使い方」といったもの)受講中。
1997年10月、幼児のための楽譜集『だんご虫のうた』を出版。
長谷川先生からのメッセージ
お腹の中にいる時から、母がラジオにあわせて歌っているのを聞いていたようで、専門家がまわりにいたわけではありませんが、なんとなく音楽が溢れている環境に育ちました。
幼稚園の音楽会で指揮をしている写真が残っています(自分でいうのも何ですが、結構様になっています)。その後、小学校で器楽クラブ、中学校では吹奏楽部、高校ではコーラス部に所属し、大学でオーケストラに参加しました(通っていた大学にクラブがなかったので、他大学に進出しました)。学校のほかでも、あかしや同好会(器楽クラブとオーケストラの合体したようなもの)、京都市市民管弦楽団など、いろいろと経験してきました。
楽器も、ハーモニカ、クラリネット、ヴァイオリン、マリンバと、とどまる所がありません。広く浅く、まさにアマチュアの典型です。でも、それだけで終わらなかったのです。もっと知りたい、もっと上手になりたい、とにかく楽しみたい、この喜びを分かち合いたい。そんな気持ちがどんどん膨らみ、気がつくと音楽が本職になっていました。
音楽を学んでもらう際に、常に気をつけていることは、定説のようになっている教え方にとらわれることなく、本当に必要なことを考えて、それを分かりやすく丁寧に説明し、楽しく興味を持って学んでもらえるように工夫することです。生徒さんが自分で選んできた絵本に曲をつけて創るオリジナルテキストも好評で、みなさんに喜んでもらっています。